アートスペース・アブラウリでのイベントが終了して、ホッと一息。しかし思い起こせば、野方という街、スルメのように噛めば噛む程味の出る街でした。この文化マーケットはそんな街のかつてのメインストリート、今では表通りに主役を明け渡し、繁栄の影なくひっそりしています。アブラウリはその奥で今も文化の火を灯しているのです。
文化マーケットに踏み入るには一つのイニシエーションを受けなければならない。店頭から流れる売り声の果てしないループ地獄。訪れる人を洗脳しからめ取る恐るべき罠。しかしいつしかそんな声すら風景と同化して行くのであった。時々行き交う人々が口ずさんでる「やすいよ〜やすいよ〜やすいよ〜、、、」
昔は栄えた商店街も今では殆どがシャッターを下ろしている。かつては「野方のへそ」と呼ばれここを縄張りにするスリ師が出没する程だった(アブラウリ案内より)ここに居ると日常ではうかがえない街の素顔が垣間見れる。
練物揚げのお総菜屋さん。西日本ではこれをテンプラと呼ぶ。ビールのつまみに最適、お世話になりました。いつもおまけしてくれて、何より安い!種類も豊富、枝豆入りのがサイコーです。ソノダ君ごちそうさま。
これが文化マーケット酋長…あ、主催者の平面図ことネバシ氏。彼の呼び掛けで実現した今回のイベント、音楽と作品が良い具合に絡み合ってました。皆様お疲れ様です。またやりましょう!(何処かで)
※イベントの模様はアブラウリブログを御覧下さい。
http://d.hatena.ne.jp/aburauri/笑い地蔵尊。野方の商店街からちょっと路地を入ったとこにそれはありました。あ〜なんでもっと早くに気付いて参拝しておかなかったのか。イベント最終日に知りました。でも素敵ですね、笑いがあれば人間どんな事でも乗り越えて生きて行けます。来場して頂いた皆様、ありがとうございました。皆様がいつも笑って過ごせますよう手を合わせて野方の街を後にしました(あはは〜
蛇足ながらこの路地を抜け右に折れたとこにある、立ち飲み屋のモツ焼きは絶品、お試しあれ。