半端なかった、雪の量。
私が去年アートイベントに参加したやまきわ美術館、今季行われていた展覧会(2017.2.25終了)を観るためふたたびこの地を訪ねた。冬の松之山を体験して欲しいとの思いからあえてこの時期を選んで展覧会を企画開催した主催者の福島さん、その意図が伝わってきました、猛烈に。この地で生きる困難さは、しかし想像以上のことと思う。冬の新潟の空は鉛色に閉ざされ風景は白一色、春を待たれる気持は計り知れない。群馬から山一つ隔てただけでこれ程生活環境が一変する。そこかしこに散りばめられていた豪雪地に生きる人々の知恵を丹念に拾えていたであろうかと自分の展示を振り返って、今回少しでもそのフトコロ深さを垣間見ることができてようやく「うさぎ」は完結できる気がした。来れて良かった。クルマが四駆スタットレスでホントに良かった。
あのニンジン畑が今はこんな様子。暦の上では春とは言え、芽吹きの気配はまだまだ遠い。
雪下ろしの山が屋根まで登れる高さまで…スゴ過ぎ。二階の明り取りがなければ部屋の中は真っ暗。
私もすっかり保護色に…見えますか?
道路脇の雪の層はその年の積雪量ってことだよね。私の背丈ほどもあるけど、これでも決して多い方ではないそうです…(マックスどんだけ〜)
さてさて、やまきわ美術館では4月からイスラエルの作家を迎えての新たな企画展示が予定されています。こちらもどうぞお楽しみに。
やまきわ美術館instagram
https://www.instagram.com/yamakiwagallery/やまきわ美術館 art hotel
https://www.instagram.com/yamakiwagallery/