日本人は、目で捉えたものを他の感覚に置き換えて楽しむのが得意なのかなって、思った。「目を喜ばす」とか「目の保養」とかって言うじゃない? それは、水に対する多様な表現と感受性を持ったこの国の人が、昔っから体内と自然が水で繋がってることを、知ってるから、だと思う。
生々流転する豊かな水がもたらす日本の絵画、この展覧会は「目を涼める」のにピッタリですし。
恵比寿駅から坂を上って、山種美術館のちょっと手前に、こんな果物を並べた商店があるんだけど、通りしなに清涼感イッパイの香りに包まれて、道中かいた汗がスーって引くよ。
とは言え、夏だからこその、汗流しながらザクザクかっ込む、カレーの醍醐味も捨てません(笑)